夏のしずく
歌手 大山百合香
作詞 山本成美 作編曲 朝本浩文
映画「河童のクゥと夏休み」主題歌
入道雲(にゅうどうぐも)が白(しろ)く浮(う)かんで
僕(ぼく)らを追(お)い越(こ)してく
君(きみ)は不意(ふい)に黙(だま)って空(そら)を見(み)てた
なんだかちょっと不安(ふあん)になって
君(きみ)の視線(しせん)を探(さが)す
あのとき君(きみ)はもう
決(き)めていたんだね
ずっとそばにいられると思(おも)っていた
季節(とき)が変(か)わっても
だけどどんなに離(はな)れていても
気持(きも)ちはきっとつながっているよ
周(まわ)りの声(こえ)に振(ふ)り回(まわ)されて
人(ひと)は見失(みうしな)ってく
たったひとつしかない自分(じぶん)の羽根(はね)を
誰(だれ)かが君(きみ)に冷(つめ)たくしても
心(こころ)を閉(と)ざさないで
君(きみ)を思(おも)う人(ひと)がそうここにいるよ
ずっと君(きみ)が君(きみ)らしくなれる場所(ばしょ)で
いつも笑(わら)っていて
もしも君(きみ)が苦(くる)しいときには
会(あ)いに行(い)くよ
この時空(そら)を越(こ)えて
零(こぼ)れおちた遠(とお)い遠(とお)い夏(なつ)のしずく
風(かぜ)がそっと未来(みらい)へ運(はこ)んで行(ゆ)く
ずっとそばにいられると思(おも)っていた
季節(とき)が変(か)わっても
だけどどんなに離(はな)れていても
僕(ぼく)らはきっと独(ひと)りじゃない
ずっと君(きみ)が君(きみ)らしくなれる場所(ばしょ)で
いつも笑(わら)っていて
もしも君(きみ)が苦(くる)しいときには
会(あ)いに行(い)くよ
この時空(そら)を越(こ)えて