もしもそれを愛と呼ぶ...-CIMBA
凍えそうな夜の底で
悲しい夢見てるんだね
祈り疲れたその寝顔を
これ以上濡らさないでいて
あの日に取り残された
君の時は止まったまま
もしもそれも愛と呼ぶのならば
哀しすぎるから
そうたったひと掴みのぬく
もりだけでもいい 君のそばへ
君に歌うための声は
名前すら呼ぶことも出来ない
涙拭うための指は
もう君に触れることも出来ない
世界中の誰より君に
幸せでいて欲しいのに
もしもそれも愛と呼ぶのならば
君の記憶から今
すべて消え去っても構わない
あの笑顔が戻るのなら
さあ夢から目覚めて
止まったままの時を今進めよう
目を閉じ感じて いつだって
俺は君の強さの中にいるから
それを愛と呼ぶのならば
もう哀しくはないから
たったひと掴みのぬくもり
それだけでいい 君のそばで