横顔-柴田淳
何気ない一日が 優しく流れてゆく
微笑みもキラキラも まだささやかだけれど
あなたが居なくて耐えきれず
心も失くしたけれど
一人で居られる私が 今ここにいるわ
どうして?なんてもう聞かない
あなたを許したから
私のことは忘れていい
何もなかったように
ベランダで一人きり 夜空を見上げながら
飲めないのに背伸びして 少しだけ飲んでみる
あなたが隣に居なくても
あなたが助けなくても
ほら 自分で歩ける私が ここにいるわ
あなたは前を向いてるのが
誰より素敵だから
私のことは忘れて欲しい
どんなに淋しくても
私が隣に居なくても
私が見ていなくても
ほら 自分で歩けるあなたが そこにいるわ
すれ違い様に見ていただけ
輝いてたあなたを
そのまま一人過ぎてゆくわ
どんなにふらついても
私のことは忘れていい
何もなかったように
私のことは忘れて欲しい
どんなに淋しくても