腰の刀は伊達なんかじゃないぜ
邪魔するやつは誰だって斬るぜ
父の形見のこの刀と
母のくれたお守りが
おいら持つ全てさ
もしも刀を抜かずに
生きてゆくための術が
他にあるのなら誰か教えて
一人疲れた身体で
横たわる草の上
名も知らぬ花の甘い香りに泣いた
おっかぁー!