あの森で待ってる - ボンジュール鈴木
微かに響き渡る教会のチャイム、祈りを捧げ恐怖を裏切る
暗い森の中を彷徨って、断絶の壁の残欠になるの
透明な嵐い混じらずに、
甘い淡いハチミツでもっとベトベトにした
お願い、いい子なるからあたしを承認して
風に舞う絵本のページが、限りなく記憶を揺らすの
ずっと
あの場所で待ってるから、暗いこの世界の中、
全て壊れちゃっても
鮮やかにもがきながら、時空を歪ませながら、
もう見つけて
花びらがゆっくりと、二人を包むよ、星の夜に
ねぇ、ねぇ、
迷い込んでしまった出口のない迷路、
ぼんやり口ずさむ同じ聖書
秘密の呪文、千切るように、「オルゴール」が静かに詠うの
透明な嵐に混じらずに、柔く荒く環*がもっと、
ガチャガチャになったら
お願い、いい子なるからあたしを承認して
絡め合う今後つの時が、重ね合うあの日を照らすの
ずっと
あたしはここにいるから、曖昧な未来だって、
何も怖くないよ
差し出され途端に触れて*、絡まった糸がやさしく解けた
不条理的綴って*、舐めじあげるから、星の夜に、ねぇ
あの森で待ってるから...あの場所で待ってるから...
あの場所で待ってるから、暗いこの世界の中、
全て壊れちゃっても
鮮やかにもがきながら、時空を歪ませながら、
もう見つけて
花びらがゆっくりと、二人を包むよ、星の夜に
ねぇ、ねぇ、ねぇ。