コハクノソラ - 10-FEET
何処にでもある話 ひとしきり降り 雨は止んで
素朴な悔いは頬の赤色を空へ 寂しさも忘れた
そして時は流れ 賢くなって
晴れた空はぎこちなく見えて
僕は気づき始めてた 響きの消えゆくを
青白い霧雨の朝 見過ごしてきた安らぎの
言葉だけを信じれば 悲しみも喜びも増えたのに
ああ間に合えば ああ間に合えば
少し話せたなら 笑えたなら ああ
ああ間に合えば ああ間に合えば
最後に少しだけ
そこに行けば何か解る気がした
そんな真っ赤な季節の想いが
僕をやっと独りにした 轍を辿ってみた
季節巡って記憶を越えて今日と明日
よそよそしい日々を
過ごすだけ 白い朝 同じ夢 人恋しさが導べ
言葉だけを信じれば 悲しみも喜びも増えたのに
ああ間に合えば ああ間に合えば
少し話せたなら 笑えたなら ああ
ああ間に合えば ああ間に合えば
最後に少しだけ