二人の目覚まし時計 - やなわらばー
词:伊勢正三 曲:伊勢正三
その目覚まし時計に
やっと手を伸ばしたら
「今日は日曜」
そんな幸せは今
どこにあるんだろう
ねえ今年もまた
季節が過ぎてゆく
きっとあなたは
スノーボードも片付けないまま
そう春になっても
あの日の部屋の中には
私の胸にも
仕舞いきれない想い出があるの
階段に冬が来て水道も冷たくて
指がかじかむ
そんな想い出が
なぜ温かいんだろう
ねぇ今でもまだ
トーストかじりながら
書類見てたりネクタイ探したり
相変わらずなの?
そういつも朝は
忙しさに紛れて
オレンジジュースの
酸っぱさと甘さで
ケンカしたあの頃
悲しいこともいつか
笑えるようになったら
お互いの胸に
許し合えることばかり
いくつあるんだろう
一つ先のバス停までの未来渋滞
時を無駄使いしながら
何気なく過ごした日々を
幸せに思えたら
つまんないことや
退屈だった時間さえ
愛しさになる
その目覚まし時計に
二人手を伸ばしたら
「今日は日曜」
そんな幸せは今
どこにあるんだろう