レミオロメン - 蒼の世界
作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太
★ VAN制作
蒼い影 霧雨に揺れてかげった
尻餅に跳ねた泥 秋が香った
僕ら出会った頃の様に笑えない
空高く眺めれば 人は一人
澄みきった孤独から優しさ掬って
小さな温もりの中で涙こぼれる
遠く背伸びで見上げた未来は
脆くても時は続くのかな
煙を巻く秋空に
このままどこか知らない世界
見つけてみないかい二人で
雨が上がっていった空の虹の様な
冷たい雨 深まる季節に
せめて僕らは傘さして
骨張った木々をくぐるよ濡れた落葉樹
空の波 風になり髪を揺すった
朽ち果てたトタン屋根 パタパタ鳴った
みんな朽ちていきながら生まれ変わる
上手に描いた図面の未来は遠いけど
旅は続くだろう
季節をループしながら
飽和な時代 満たせぬ想い
矛盾の森に雨が降り
心の落ち葉の中で僕は土に還る
泥にまみれて生まれ変わろう
君の呼吸を聞きながら
葉を落とし未来に根付くよ落葉樹
烏が揺らす太陽の下
旋回中の影 地面這い
秋の重心 日々の円周
コンパスの針で切り取った
世界に色付く落ち葉の夢
もう一度どこか知らない世界
見つけてみないかい二人で
止まない雨もじっと待つよ 息潜めて
無限の未来 再び出会い
空気の中に溶け出した
幸せにそっと交わるよ
落ち葉の中で
シャラララ…
雨が上がっていったらそこに虹の気配
虹の気配
★ VAN制作
おわり
おわり