銀河鉄道より
中村一義
作詞:中村一義
作曲:中村一義
大空に全てを逃がしたら、
ほら、もう森は本当に闇だよ。
残っていたのは、大切なことだけ。
右手にあるのは、笑顔の数だけ。
誰もが唄っていた愛を、希望を、
まだ憶えてるのなら、
あの銀河鉄道を呼んで。
消えることのなかった愛を、希望を、
また唄えるのなら、君とあの時を行こう。
さぁ、星には夜を、で、夜には闇を、
闇に光よ、走り出せ!
星には夜を、で、夜には闇を、
闇の光よ、間に合ってくれ!
もう一度、君に出会えるから、
また星空の旅路に戻るよ。
わかっていたのは、単純なことだけ。
左手にあるのは、涙の数だけ...。
誰もが唄っていた愛を、希望を、
まだ憶えてるかなぁ?
この銀河鉄道の真下、
僕等が唄っていた街が見えるよ。
最果てで、また唄おう?
サザンクロウスの向こうで...。
終着駅で歌が出来たよ。
君が聴いてる、『銀河鉄道より』。
二人で唄っていた愛を、希望を、
まだ憶えてる。だから、また銀河鉄道に乘って、
笑いや涙を散りばめ光った銀河を下って、
また、僕等の街で唄おう。
さぁ、星には夜を、で、夜には闇を、
闇に光よ、走り出せ!
星には夜を、で、夜には闇を、
闇には朝を。汽笛よ、響け!
君は僕の心にいる。僕は君のそう、心に。
君は僕の心にいる。僕は君の。
もう君は、目の前にいないけど、
また今日、僕は君と唄えるだろ?