フラットしたmy旋律
足下注意 少女が言った
"正解なんてもん探すから
息苦しくなるんだ"と
誰かの下すジャッジを待って
頷いてるのは簡単だけど
守るべきものすら 今の僕には
見つからないないないないやい
飛び出した懐かしい街
ぼんやり宙(そら)に浮かべる
恐れなんてなかった
"ほら思い出して"
重力に逆らって
自分が奏でる未来へ
見えるものだけが
全て答えじゃない だから
まだつたないこの詩が
生きていく理由(わけ)だと気付いた
これが僕の 僕の全てだ
白と黒だけの世界じゃ
極端だよって そう思うんだ
その間に潜む答えを
塗りつぶしてしまうだけ
でも本当はわかっていたんだ
言い訳しては 遠ざけてきた
叶えたいものなんてひとつだろ
もう逃げたりなんかしないよ
ありふれた言葉並べて
嫌われない自分作ったり
今 殻破って もう一度いくよ
重力に逆らって
自分の可能性を広げて
僕を信じてやれるのは
いつだってそう 僕しかいないから
もうだめだって思っても
頭の中 鳴り続けた音
ここから本当の 詩が始まる
重力に逆らって
自分が奏でた未来で
そこから見えた景色に息を飲んで
涙を流したら
ありがとうって伝えたい
そんな人が側にいるから
これが僕の 僕の全てで
ここから本当の僕が始まる