天鼠ディストレス - 初音ミク
眠らぬ森に 蔓延る刺客は
奈落に潜んでは 月明かり転がした
腐乱デモンストレーション 行き場探せど
鎖を引き摺り 宛ても無い夜がまた
通り過ぎてく 目も合わせずに
僕を擦り抜けて行く
バラバラになった僕は ガラガラになった声で
君を呼ぶ 僕はここに居る
我武者羅になって 僕は今更馬鹿みたいだ
憂い羽が月に融ける
寝腐る羽も 震え上がる
背に当てた十字架 月明かりに焦がした
共鳴浸透アーティフィシャル 天声錯覚アイロニカル
雷鳴の示す境界線 暗夜の逃避行
通り過ぎる君を横目に
声にならない声 飛ばしていたんだ
藍色の夜空に 白い月が昇って
この身が融け堕ちても???
バラバラになった僕は ガラガラになった声で
君を呼ぶ 僕はここに居る
我武者羅になって 僕は今更馬鹿みたいだ
憂い羽が月に融ける
何かと引き換えに この声が届くなら
僕はこの羽を手放すだろう
ダラダラに泣いて僕は ガラガラになった声で
君を呼ぶ 僕はここに居る
ガラクタみたいな僕が 今更馬鹿みたいだ
憂い涙 月に流す
空っぽだった僕は ガラガラになった声で
君の名を いつまでも呼ぶよ
我武者羅になって 僕は今更馬鹿みたいだ
憂い羽が月に融ける