原罪地点 - 初音ミク
広い空間が現実
重い霹靂（へきれき）が存在
一体これが何なのか
人それぞれでいい
そっと静かに目を閉じて
瞼の裏に残る影
互い違いの関係は
擦り切れた感触
顔が錆びたのは
多分 涙を流しすぎたから
触れないでいて
崩れてしまうのは嫌
僕は何も知らないまま
生きてはいけないけれど
本当の事で傷つくなんて
理解しているつもりだよ
遽しい人の流れ
疲れ果てた今 こんなに
声が枯れたのは
乾いた空気に包まれたから
優しい雨で
街を洗ってください
君は分からないままで
同じ場所 歩いている
自然な笑顔になれた
二人はもう此処にはいないんだ
僕は何も知らないまま
死んではいきたくないよ
本当の事で傷つくなんて
理解している
君は分からないままで
同じ地点に立ちながら
自然な笑顔になれる
安らぐ場所を探しているんだ
僕も探しているんだ