1572 - 相沢舞
完璧でいれば 美しいままなら
世界中を飛べる羽があれば
愛を囁けば 夜に浮く七色の眼が
あれば あれば
それでもさ 君に会いたいんだ
不細工なままで飛べるような
あのメロディ 奇跡みたいな顔して
聴こえてきてくれないかな
口が上手ければ ギターが弾ければ
まともじゃないふりができれば
誰に何度言ったって
跳ね返る言葉は同じ
なれない なれない
それでもさ 君に好かれたくて
覚束ないまま飛んできた
その方が良い 奇跡なんて
起こんないけど 夜は越えられそうだよ
僕らは知ってしまった
誰も強くはなかったよ
失わずに済むものに夢を見てたよ
それでもさ 君に会いたいんだ
不細工なままで飛べるような
あのメロディ 奇跡みたいな
顔して聴こえてきてよ
ニセモノの顔や手や声でも
天上へ届くスピードで
君に会いに行こう 燃え尽きて
しまっても 青く光り続けよう