風の坂道 - 小田和正
词:小田和正 曲:小田和正
君とはじめて会ったその時から
自分が変わってゆくのが分かった
君がはじめて涙流した時
人を傷つける哀しさを知った
ありふれた日々が
かがやいてゆく
ありふれた今が
思い出に変わる
誰れのものでも
誰れの為でもない
かけがえのないこの僕の人生
愛という言葉をはじめて
語ってから
このまゝ流されては
生きてゆけないと誓った
こうしてこの時が
続けばと願ってから
人生はやがて
たしかに終わると感じた
ありふれた日々が
かゞやいてゆく
ありふれた今が
思い出に変わる
誰れのものでも
誰れの為でもない
かけがえのないこの僕の人生
言葉の前に走り出す
いつも遠くを見ている
いゝわけしていないか
怒りを忘れてないか
弱いから立ち向える
哀しいからやさしくなれる
時はこぼれていないか
愛は流されていないか
二人で生きる夢破れても
二人立ち尽くしても
明日を迎える
誰れのものでも
誰れの為でもない
かけがえのない
今風に吹かれて
かけがえのないこの僕の人生
ほんとうに大切なものに
気がついて
それを忘れてはいけないと心に
決してそれを忘れてはいけないと