生 - 文月メイ
「がんばれ」とか「負けるな」とかそんな言葉ほしくないよ
バラバラになった心をやっと繋いでいるのに
突き飛ばされた階段の下から見上げる景色
トイレの中で毎日食べてる涙でふやけたご飯
独りぼっちなんだよ
親にも言えないんだよ
僕が居なくなったって誰も悲しまないんだよ
痛みももう感じないよ
信じられるものないんだよ
味方だよって言うなら そばにいてよ
今すぐ僕を抱きしめてよ
帰る場所も描いた夢もいつも隣にいた人も
一瞬で奪い取られたあの子が僕に勇気をくれたんだ
独りぼっちでもいいから
もっと強くなりたいから
僕が居なくなった時 もしも泣く人がいるのなら
苦しみ、悲しみ、涙を
死ぬ程わかっているから
幸せを誰よりも探し続けているんだけど
独りぼっちでもいいから
もっと強くなりたいから
僕が居なくなった時 もしも泣く人がいるのなら
苦しみ、悲しみ、涙を
死ぬ程わかっているから
幸せを誰よりも感じられるよ
与えられるよ
だから僕は生きていくよ