高鳴る - 藤田麻衣子
いつからだろう あなたの指が
きれいだと知ったのは
この気持ちに気づいたのは
惹かれていく速さに ついていけないから
臆病な心が ブレーキをかけるよ
ふと目が合って …何か話して
あなたに見つめられると
私は動けなくなる
高鳴る鼓動で壊れそう
つかまれた腕 引き寄せられて
抑えられない 伝わらないで
あなたを好きだと 感じた痛いほど
息もできない 恋のはじまり
戸惑うまま
あなたの腕の中
そっと目を閉じた
これからどうなるんだろう
傷つくのは恐いのに
好きになり過ぎればつらいのに
もうだめだよ こんな気持ち
冷たい風 …季節が変わる
どうして 泣きそうになる
これ以上 抱きしめないで
あなたの笑顔が愛しくて
近づいた声 触れた感覚
秋の夕暮れ 落ち葉が舞って
走り出した恋
気持ちは止まらない
感じる想い 信じてもいい?
初めて恋しい人の
香りを知ったその時が
いつまでも消えない
瞬間になる
高鳴る鼓動で壊れそう
つかまれた腕 引き寄せられて
抑えられない 伝わらないで
あなたを好きだと感じた痛いほど
息もできない 恋のはじまり