銀の世界に願いを込めて - 山田凉介
さよなら言えない 夢みたいな二人の時間
真っ赤なタワーがあの公園のベンチから見えるんだ
一緒にいれる囲われた世界は
スノードームみたいに 綺麗で儚く過ぎてく
好きだよ 願い込めて ぎゅっと
その手 握りかえした瞬間(とき)
真冬の冷たい夜空の下
ほら 雪が舞い降りて
きっとすぐ また逢いたくなるから
僕はその願い込めながら
色づく銀の景色に見とれた
君のおでこに 雪にまぎれ そっとキスした
わずかに震えた唇 耳元に来て
世界で僕しか聴こえないような声で伝えてくれた
あの日芽生えた愛が僕ら二人
きっと強くさせるよ 何があったとしてもね
好きだよ たとえ一人きりの夜も
そっと見上げる冬の空
あの日と同じ星の輝きが
君の元へ連れてく
瞳を閉じてみたら ほら ずっと
側で君を感じれた瞬間
真冬の冷たい夜空の下
降りはじめた 止みそうにない雪 この恋
二人で歩く 冬の足跡 一人じゃないって 目で見て分かる
そんな一つ一つの積み重ねが よけいに互いを離れなくさせる
好きだよ 願い込めて ぎゅっと
その手 握りかえした瞬間
真冬の冷たい夜空の下
ほら 雪が舞い降りて
きっとすぐ また逢いたくなるから
僕はその願い込めながら
色づく銀の景色に見とれた
君のおでこに 雪にまぎれ そっとキスした