雪国の町 - 石原裕次郎
作词:萩原四朗 作曲:上原賢六
编曲:上原賢六
川の澱みに石を投げる
何という寂しい水の音か
思い出はにがい
あの娘は遠い
あーー雪国の
いで湯の町よ
生きて逢う日は
またとないが
面影にひかれて北の旅へ
一年も過ぎて
あの娘が恋し
あーーあの夜の
いで湯の宿よ
山のふもとを
汽車が通る
何という佗(わび)しい
汽笛(ふえ)の音か
思い出がつらい
あの娘に済まぬ
いで湯の駅よ