俺は待ってるぜ - 石原裕次郎
霧が流れてむせぶよな波止場
思い出させてヨーまた泣ける
海を渡ってそれきり逢えぬ
昔馴染のこゝろと心
帰りくる日をたゞそれだけを
俺は待ってるぜ
どらの響きも
やるせなく消えて
泣いて未練をヨー告げるのに
かわいお前にゃ何時また逢える
無事でいるならせめての便り
海のカモメに託してお呉れ