花ひらく蒼天 - 霜月はるか
词:日山尚 曲:霜月はるか
天上にひらける花は
蒼く儚く散りゆく運命を知り
現実を見届けるLip-Aura 呪いの花
ゆるむ蕾が薫らせる
幻影 とどければ
追い風は花片を乗せて
楽園に誘う
わたしにも涙をください
乾いてゆくこのからだ
あなたには潤せますか
空に解いてくれますか
時間を手放す意思が
願いを呟くなら
抱き留めたはずの永遠は
色に呑まれていく
踊る少女は軽やかに
未来を手繰りよせて
自らが枯らす世界に
息吹を重ねる
わたしにも光をください
すべて失くした心が
最期まで視ていられる夢にも
つづきがあるように…
まわる刻の輪 くり返し
終末をささやく
大切なあなたのために
記憶を示しながら
睡る少女は安らかに
遠い明日 えがき
空はいまだ蒼いまま
落日を待ち焦がれる