夏の庭 - 石川智晶
作詞:石川智晶
作曲:石川智晶
繰り返し耳打ちしてくる
終わりのない物語なら
この夏の庭の隅っこに
全部埋めてしまおうよ
片手にシャベルと
少しだけ無駄話をして
言葉が途切れても
別の夜を増やさないように
夢 夢 夢 夢
夢だったのかもしれない
夏 夏 夏 夏の庭で
風 風 風 風
風に小さく微笑んだこと
誰にも今は見せたくないよ
強い日差しの下で揺れる
扉は錆びついた顔を見せて
知ったふりをするのやめてと
不機嫌な音が絶えずしている
鍵を持ってなかった訳じゃない
あなたが笛吹く草むらの中に
踏み出すほど自分を持ってない
夢 夢 夢 夢
夢だったあの静けさ
夏 夏 夏 夏が消える
風 風 風 風
風に立つ背中を見ていると
泣きたくなるの
どうしようもなく
沈んでいく太陽は見せかけの感傷
誰のためにも何もしないことを
あなただけがそう知ってる
夢 夢 夢 夢 夢
夏 夏 夏 夏 夏
夢 夢 夢 夢
夢だったのかもしれない
夏 夏 夏 夏の庭で
風 風 風 風
風に小さく微笑んだこと
誰にも今は見せたくない
夢 夢 夢 夢
夢だった
あの夏の日からまだ続いているよ
夢 夢 夢 夢
おわり