作詞:山崎将義
作曲:山崎将義
白々と明けてく空の下に
相変わらずしたたかな街がある
季節外れの風が吹く中で
朝にせかされている 僕がいる
冗談のように過ぎる毎日を
笑いとばしたり こだわってみたり
ただ先も見えず歩いているから
君の声だけでも聞きたいんです。
ゆっくりと日が翳(かげ)るゆるい坂道に
あてどなく転がってる夢がある
ざわめきを離れた狭い路地裏に
やるせなさを紛らす唄がある
日を数えるごと染み付くズルさを
開き直ってみたり 言い訳にしたり
ただ一人きりじゃやりきれないから
また今宵 君を求めてしまう
行き場を無くして漂う悲しみを
遠ざけてみたり 見失ってしまったり
そしてまた人は愛に迷うから
人知れず涙を落とすんです。
終わり