二番目の記憶
第二份的记忆
弓がしなり弾けた焔 夜空を凍らせて
弓箭射出一道火焰 将夜空冻结
凛と蒼く別離の詩を 恋人を射ち堕とす
凛然苦涩离别的诗 将恋人射杀
遠い日の忘れ物 引き裂かれた傷痕
遥远之日的遗忘之物 被撕裂的伤痕
呪われし約束をその胸に宿して
将被诅咒的约定寄宿在心中
「避けられぬ終焉は せめて愛しいその手で」
无法避免的终结 至少用这双爱的手
抗えぬ衝動の闇が彼を包んだ
无法抗拒的冲动的黑暗将他包围
歪む世界螺旋の焔 輪廻を貫いて
贯穿歪曲的世界 螺旋的火焰轮回着
凛と緋く血塗れくちづけ 恋人を射ち堕とす
凛然的用绯红的血涂抹 将恋人射杀
忘れ物はありませんか
没有遗忘之物吗
古の伝説 その魔物に傷を負わされた者は
古老的传说 被这魔物所伤害的人
呪いが全身を駈け廻り
诅咒在全身游走着
やがては同じ魔物に成り果てるだろう
最终都会幻化成同样的魔物吧
その傷を負ったのはいつ
是何时受的伤
それは二人が出会ったあの日まで遡る
那追溯到两人邂逅之日
彼が彼女を助けた時に負った傷
他在救她的时候所受的伤
全ては出会った時から始まっていた
全都是从邂逅之时开始的
出会いは喪失への約束
邂逅是直到丧失的约定
枯れ果てた涙は 哀しみの蒼い焔を宿し
干涸的眼泪 寄托着悲哀的青色火焰
銀色に輝く矢を放つ
银色中射出耀眼的箭
何度でも 唯 彼が息絶えるまで
无论多少次 直到他气绝为止
愛する人を失った世界には
在失去心爱之人的世界中
どんな色の花が咲くだろう
盛开着什么颜色的花呢
月を抱いた十字の焔 茨を捲きつけて
被月光所包裹的十字火焰中 满是缠绕的荆棘
凛と白く最期の弓矢 私を射ち堕とす
凛然的最后的一支白色之箭 将我射杀