サクラミツツキ-SPYAIR
春の夜 一人だった
モノクロの空 ためいきが 消えてく
足早な 人の波
ただ見つめてさ ずっと待っていたんだ
サクラ ひらいても まだ寒い夜には
思い出すんだ 君の顔を
平気なの? 大丈夫さ。 ふざけて手を振る僕
あの日、君と 交わした約束
僕らは 僕らは あの欠けた月の
半分を探して
孤独を 分け合う 事ができたなら
もう一度 誓うよ
四角いベンチ座り ぼんやり眺める空
思い出すんだ 昨日のように
ささやかな笑顔も 些細な言い合いも
どれだけ僕を 強くさせただろう?
あれから あれから あの欠けた月の
半分を探して
いつかは いつかは サクラの花咲く
満月の元へと
移り変わる街並 僕ら急かすよう
キミは今どこで 何をしてるの?
それなりの暮らし それなりの幸せ
それでも まだ追いかけてる
僕らは 僕らは あの欠けた月の
半分を探して
孤独を 分け合う 事ができたなら
もう一度…
あれから あれから あの欠けた月の
半分を探して
いつかは いつかは サクラの花咲く
満月の元へと