花鳥風月 - Suara
詞:巽明子
曲:衣笠道雄
花は微笑み鳥は空を舞って
風はやさしく
月はどこ見つめているの
過ぎゆく鳥の群れ幽かに
黄昏空に消えどこへ行くのか
沈みゆく夕陽の向こうに
どんな景色広がって
何があるのか
どこまでも続く海空大地
綺羅星の世界がきっと広がる
種は芽吹き花は咲いてゆれる
雲を追いかけ鳥は歌う
煌めく星風に吹かれ遠く
今宵も空に月は満ち
明日を照らす
水面打つ雨音響いて
目を閉じればひとしずく涙落ちる
青く澄み緑萌えいつまでも
輝き続けてと星に願う
季節めぐり花は枯れ散りゆく
翼を休め鳥は眠る
いつかそっと風は止み静まる
虚しき空に月は欠け星が灯る
色は匂へど散りぬる世界
永久の空に静かに時は流れ
種は芽吹き花は咲いてゆれる
雲を追いかけ鳥は歌う
煌めく星風に吹かれ遠く
今宵も空に月は満ち
明日を照らす