ただ 若(わ)かったから それだけのことかな
あの頃(ころ) 僕らは 傷(きず)つけ合(あ)っていた
汚(けが)れなき想(おも)いと 譲(ゆず)れない誇(ほこ)りと
迷(まよ)いのない心(こころ)は どこへ行(い)ったんだろう
あの時(とき)掲(かか)げた 僕らの旗(はた)だけが
今(いま)も揺(ゆ)れている 時(とき)の風(かぜ)の中(なか)で
それからの 僕らに 何(なに)があったんだろう
変(か)わってしまったのは 僕らの方(ほう)なんだ
自由(じゆう)な翼(つばさ)を 僕らわ さたんで
二度(にど)と そこから 飛(と)び立(た)つことはなかった
やがていつの日(ひ)か この国(くに)のすべてを
僕らが この手(て)で 変(か)えてゆくんだったよね
僕らが この手(て)で すべてを
ここから 行(ゆ)くべき その道(みち)は どうかと
できるなら もう一度(いちど) 捜(さが)さないか
戦(たたか)える 僕らの武器(ぶき)は 今(いま) 何(なに)かと
それを見(み)つけて ここへ 並(なら)ばないか
僕は 諦(あきら)めない 誰(だれ)か 聞(き)いて いるか
僕は ここにいる 誰(だれ)か そばに いるか
やがていつの日(ひ)か この国(くに)のすべてを
僕らが この手(て)で 変(か)えてゆくんだったよね
あの時(とき)掲(かか)げた 僕らの旗(はた)だけが
一人(ひとり)揺(ゆ)れている 時(とき)の風(かぜ)の中(なか)で
一人(ひとり)揺(ゆ)れている 時(とき)の風(かぜ)の中(なか)で