黄昏ていく百道の風に消えた声
追い込まれた窮地に立つ
死に場所探すように ステージ幕降ろして
もどかしい街歩いた
湿った片道切符 博多駅は忙しくて
流され追われ行くのは約束の場所で
辿り着いた夢の崖に投げ捨てた言葉は
『まだ歌っていたい』と願う強い弱さ
決して未練の無い遺書はまだ書けないから
君の声を聞かせて を聞かせて
突然の雨模様は終演後にかかりだす
アンコールの声みたく 足を走らせる
季節外れのライダース 生き急いだ証は
終わりを告げる鐘の音が鳴る頃に
誇れる事があったなら悔いは残さない
君はまだ泣いてる
諦めたその先には何が見えましたか?
枯れて錆び付いて破れた音の涙
一つ一つの音色が君を奏でるなら
まだ僕を殺める事は出来はしない
東京では死ねないから 君のため歌うよ
途切れた音を辿る どれだけ残せるだろう
不器用に生きた意味を