ありふれた日々 - 清木場俊介
過ぎ行く日々の中で
慣れてく二つの影
いつしか触れる手さえ
意味をもたない
あの日の二人ならば
星空を見上げても
痛みすら分け合えたね
抱き合いながら
出てゆく君のその手を
引き寄せてたら
今も二人は 満たされてたかな?
君の事が 今でも好きだよ
なんて虚しくて 今は言えない…
薄れる君の記憶
必死に思い出して
あじさい咲く季節に
雨に打たれる
あの角をほら曲がれば
待ち合わせた
いつもの様に 君は笑ってた。
君の声が 今でも聞きたくて
君と残した 記憶をたどってる…
僕と過ごした 日々は今でも
消えずにその胸に
残っているかい?
君でありふれた
日々が消えなくて
今も懲りずに 君を描くよ。