風に吹かれて - 秦基博
輝く太陽はオレのもので
きらめく月はそうおまえのナミダ
普通の顔したそういつもの普通の
風に吹かれて消えちまうさ
あたりまえに過ぎ行く毎日に
恐れるものなど何もなかった
本当はこれでそう本当はこのままで
何もかも素晴らしいのに
明日にはそれぞれの道を
追いかけてゆくだろう
風に吹かれてゆこう
さよならさ今日の日よ
昨日までの優しさよ
手を振って旅立とうぜ
いつもの風に吹かれて
見慣れたいつもの町を過ぎれば
素知らぬ顔そびえるビルの角
遠くで聞こえるそう遠くで聞こえる
町の音に耳をかせば
悲しみは優しいふりして
この町を包むだろう
おまえに会いにゆくまで
さよならさ今日の日よ
昨日までの優しさよ
手を振って旅立とうぜ
いつもの風に吹かれて
見慣れてるこの部屋も
俺達の優しい夢も
手を振って旅立とうぜ
いつもの風に吹かれて