ナンバーゼロ - nano.RIPE
3回転じゃ足りなくて4回転目に入る夜
叶わない願い事 端から放り投げた
息を吸って息を吐いて消えていないこと確かめた
またああやって笑えるの? きっと単純なことなのに
解読不能の散らかったコトバを
パズルみたいに組み立ててたら
あっけなく繋がってくぼくとぼく
変わらないもの探しては変わりたいぼくに惑うよ
境界なんてひどく曖昧だ 溶けながら滲む
4回転で気が付いて何回転かで見失う
敵わないのはいつも弱いと思うぼくだ
ウソをついて傷になって思い出すたび疼くなら
裸んなってしまえば隠すことなどないのにな
泣き出した夜の隅っこで向こう側のきみを思えば
ヒトリだってどこか重なって 溶けながら混じる
変幻自在に現れて消える未来はいつでも気まぐれ
タイムリミットはあとどのくらい? 神頼みなんて意味がない
解読不能だと思ってたのは他でもないぼく自身だから
合ってないことなんてない すべてが
運命なんて大それたものじゃないけれどココにいるのなら
境界なんて消えてしまえばいい 繋がるさ
悔やんだってぼくはぼくのまま止まるまで息をするだけだ
いつの日かなんて夢を見るくらいなら進め
何回転も夜を抜け最終回で消えるまで
何回だってゼロになる ぼくから始めるよ