眠るキミは空へ昇って走り出してく
僕をおいて 見えない場所へ…
何気ない生活で
キミから語る事はなく
昨日まで笑ってたはずが
急に突きつけられる
外に出るのが嫌いなキミを抱き締め
息を切らし走った
僕はまだキミに伝えたい事があるのに…
砂に還ったキミはその瞳で
何を見つめているの?
僕が泣いている時には
腕の中でただ寄り添っていた
僕の知らない場所でキミは走っていて?
キミは笑って…
まだ知らない場所へ行くよ
出会った頃の話をしよう
眠るキミ、綺麗だね
お別れは言いたくないよ
鈍色の箱の中 キミに手が届かない
最後のボタンが迫る
目を背け声を上げ僕は泣いた
”サヨナラ”
砂に還ったキミはその瞳で
何を見つめているの?
僕が泣いている時には
腕の中でただ寄り添っていた
僕の知らない場所でキミは走っていて?
キミは笑って…
時はただ過ぎても過去は変わらない
キミの写真へ語ろう
「キミが今も笑って
走ってくれていれば嬉しいよ」
砂に還ったキミはその瞳で
何を見つめているの?
僕が泣いている時には
腕の中でただ寄り添っていた
僕の知らない場所でキミは走っていて?
キミは笑って…