「パントマイム」
作詞∶高津戸信幸
作曲∶高津戸信幸
歌∶Dirty Old Men
声の出し方も忘れて
施した仮面被り
街角の灯るライト背に
世界の音を隠すように
叩く雨音と 今日も踊っているよ
たぶん孤独を隠すのは
得意な方なんだ
キズつき キズつくの 逃げてんだ
無言劇始めた 本当の弱虫だ
ここで踊ると 安心できるみたい
同じ世界の片隅
こんなに弱い僕がいる
それでも世界は回る
置き去りにしてきた 声や夢
それでも踊る理由は
歩き疲れた少女は
間違いだらけって
分かってるのにな
命の音色に耳傾けず
大切なモノ以外
捨てられたらいいのに
灯るライトの下 踊るピエロを見て
踊れない世界も回して と言う
原因不明の涙が零れたの
ここにいるとね 安心できるみたい
同じ想いが零れた
こんなに弱い君がいた
それでも世界は回る
置き去りにされたのは
一人だけと思ってた
ねぇ、もう少し踊っていて
一人でいると恐いんだ と言う
泣き出しそうなその笑顔を
守れるのかな? ほんの少しでいい
同じ世界 同じ想いが零れた
勇気をくれてありがとう と言う
泣きじゃくったその笑顔を
見て思えたんだ こんな僕でも
誰かの光になれる
闇を切り裂いて 気付かせてくれた
『ありがとう』 蘇る声
僕は君よりもずっと弱いんだよ
勇気をもらったのは
僕の方だよ 僕の方だよ