Pierrot-KK[日本]
「下らない話をしながら歩いた
あの道を、君はまだ覚えていますか」
「足りない言葉で語ってくれた
あの夢を、君はまだ追いかけていますか」
「もう二度と君を泣かせたくないから
遠くで見守ることを選ぶよ」
「君さえ幸せなら僕のことなんてさ
忘れてしまっても構わないんだ」
まるで決まり文句みたいな言葉
そこにある嘘も見抜けないなら
何度だってやり直すよ
僕の息が止まるその 瞬間まで
時間はまだあるから
いまはもう少しだけ
僕じゃない"僕"を愛していてね
名前も知らない他の誰かが
こんな僕のことを馬鹿にしたとしても
人が言うその常識に盾突いてみたいな
傷付けた分だけ傷付いてみたいな
僕が手にするのは決まっていつも
忘れることの出来ない痛みなんだ
でも僕は何処かに逃げ道を
作れるほど器用じゃないから
何度だってやり直すよ
なんて愚かな奴だと嗤われても
感じたもの全てが
どこか遠い日の夢だったとしても
もう一度触れたいから
どうかもう少しだけ
僕じゃない"僕"を愛していてね