大きな背中 - KOKIA
悩んで泣いた時もあったわ
いくつもの涙が知ってる
振り返れば1つの足跡
私ずっと独りだった
そう思っていた
優しい声は突然
耳元から聞こえてきた
「ずっと君を背負って歩いて来たよ
疲れ果てて眠りに落ちてた時も
背負っていたよ」
大きすぎる愛に包み込まれて
何も知らず歩んだ日々
思えばどんな時だって
いつでも味方してくれていた存在
「全てはあなたの人生
好きなように
悔いのないように」と
見守ってくれた
迷った時もどこかに
感じていたその声は
時に優しいようで
時に厳しくもあり
耳を貸さない時も
辛抱強く呼び続けた
私の名前を呼ぶ懐かしい
声はいつも
愛に満ちていた
大きな背中の後ろで
聞いたあなたの声