八月の花火 - 吉川友
さまよう私の心は君を
探し続けているの
きっと夜空の下でずっと
お互いを待ってる
あいまいなままに時は流れて
季節をまたいで消えた
なんであの時君の手を離した
愛だって知ってたのに
水平線に夕陽が沈む
涙腺の扉叩くの
もう一度君に会えるかな?
巡り巡り巡る出会いの中で
私 泣いて泣いて泣いて
精一杯生きているのよ
つまずいても 転んでも
きっと何気に明日はやってくる
咲いて咲いて咲いて
心にまいた夢ひらいて
こぼした涙の数だけ
色とりどりの花火咲き誇れ
私と君だけの秘密がある
誰にも語ってないのよ
きっと重ねた時がずっと
二人を繋いでく
あいまいなままに日々は移ろい
季節も変わってくけど
今でもあの夏交わした約束
私忘れてないわ
海岸線のカーブを抜けて
坂道を登り切ったら
もう一度君に会えるかな?
巡り巡り巡る出会い繰り返して
私 何で何で何で
今日もまた生きているの
手を抜いても 頑張っても
そっと何気に明日はやってくる
抱いて抱いて抱いて
胸に抱いた想い届いて
こぼした涙の数だけ
色とりどりの花火打ち上がれ
波の音に
耳を傾けて
忘れられない記憶と
夏の香りが
涙を誘うけど
私 泣いて泣いて泣いて
精一杯生きているのよ
つまずいても 転んでも
きっと何気に明日はやってくる
咲いて咲いて咲いて
心にまいた夢ひらいて
こぼした涙の数だけ
色とりどりの花火咲き誇れ