だいすき。- 井上苑子
何も手につかない
頭から消えない
会いたくって会えなくって
ドキドキが止まらない
ねえ聞いて君がすきなんだ
だいすきだよ
ちゅってしてよ
チャイムが鳴った頃に聞こえる
バタバタ足音
これがいつも朝の合図
君が来たんだ
ねえ授業中はいつでも
ウトウトしてるのね
そんな姿が愛おしくて
言いたい言葉が増えてゆく
やっぱり君は特別なんだね
大きくなってく気持ちに
押しつぶされてしまいそうだ
何も手につかない
頭から消えない
会いたくって会えなくって
ドキドキが止まらない
もどかしい気持ち抑えても
会いたいんだもん
そうやって結局空回り
ひとりで宙返り
つまずいて転んだって
今更とめられない
ねえ聞いて君がすきなんだ
だいすきだよ
ぎゅってしてよ
君がすきだと
つぶやいてた映画も
音楽も食べ物も全部
気がつけばあたしの中でも
特別になってた
でも今全部伝えたとしたら
重たいかな
君はどう思うんだろう
未来のことなんてさ
まだまだ分からないけど
やっぱ考えちゃうな
ずっと一緒がいいな
1番近くで笑ってたい
何も手につかない
頭から消えない
会いたくって会えなくって
ドキドキが止まらない
ねえ聞いて君がすきなんだ
どうしようもないんだ
ほんとに
ああ明日も明後日も
どの季節がきても
手をつないでそばにいて
一緒に笑いたいの
とびきりの気持ちこらえても
にやけるんだよ
もうずっと結局空回り
君への想い
楽しくって楽しくって
ウキウキが止まらない
ねえあたし君がすきなんだ
だいすきなの
ぎゅってしてよ
ちゅってしよう