Honey-近藤晃央
「繋いだ手離さない」って言ったよね?ダーリン。
「そんな覚えないよ」ハニー。
だって僕等は永遠じゃないから。
「いつか別れが来るなら今別れようよ」
「そんな事言うなよ」ハニー。
永遠を知ったら何も大切にできないよ。
僕の心の中にある幾つもの居場所に
1人だけのはずの君が溢れていたんだ
いつも通り過ぎてゆく日々に
ハニー。君が居るだけでほら
永遠に少し近付く。
そんな事を強く思えたんだ。
いつも通り過ぎてゆく日々に
ハニー。君が居るだけでほら
今日も僕に仕事が増える。
それも悪くないんだな。ハニー
「死ぬまで一緒とか絶対イヤよ」ダーリン
「んー。それもそうだな」ハニー
でも、死ぬそのときは一緒にいてほしいな
「そもそもあなたがどうして私の」ダーリン?
「こっちが聞きたいよ」ハニー。
こんな会話だって 君と居ると楽しいんだ。
愛しい宝物が 宝物を授かって
いつの日か 僕らのこと その子に話そう
手を繋いで歩いたこの道を
ハニー。今も覚えてるかい?
僕らの手は離れたけど、
小さな手が僕等を繋ぐよ
泣きながら見上げた夜空のように
君の空になれたら
今日も僕は君と居る。
それだけで、ありがとうね。ハニー
しわしわの右手を握りしめて
いつかの道を行こう。
小さな手は大きくなって、
僕等の手がまた繋がれたよ
良い悪いも普通もすべてがハニー
君と居るだけでほら
ひとつひとつ思い出になる。
それがたまらなく幸せなんだ。
いつも通り過ぎてゆく日々に
ハニー。君が居るだけでほら
永遠に少し近付く。
そんな事を強く思えたんだ。
いつも通り過ぎてゆく日々に
ハニー。君が居るだけでほら
今日も僕に仕事が増える。
それも悪くないんだな。ハニー
今日も僕は君と居る。
それがたまらなく幸せなんだ。ハニー