運命共同体-近藤晃央
同じ個体じゃなくたって
違いが幾つもあったって
その「違い」なくして
この出逢いが、
ひとつになる事などなかった
想いを言葉にして伝えられない
もどかしさも伝えられたのなら
僕らが持つ「違い」は
「離れる理由」じゃなく
「一緒に居る理由」になるから
異なるものは見えたりするのに
同じものはいつも確かめ合って
違ってもいい。でも、一緒がいい。
だって僕ら運命共同体
ずっと 何度わかり合ったって
何度わかり合えなくたって
その度に君を知りたい もっと
同じ個体じゃなくたって
違いが幾つもあったって
その「違い」なくして
この出逢いが、
ひとつになる事などなかった
「愛」の先に「君」が居たんじゃなくて
「君」の先に「愛」があった
違いと出逢い 互いを想い
それも自分と想えたんだ
だって僕ら運命共同体
君と違って良かった
個体なら見つめ合えなかった
「同じ」じゃなくて「一緒」
ずっと 何度わかり合ったって
何度わかり合えなくたって
その度に君を知りたい もっと
同じ個体じゃなくたって
違いが幾つもあったって
その「違い」なくして
この出逢いが、
この想いが、
ひとつになる事などなかった