ハッピーエンドワールドエンド-近藤晃央
なんとなく悪いところばかり気になっちゃう
僕は悲劇の主人公を演じます。
それぞれがそれぞれだから
主人公しか居ない世界さ
なんだか慌ただしい物語だ。
数えきれないラストシーンを超えて
まだ物語は続く
ハッピーだって僕らはまだエンドしないの
何かひとつ終わったって
大切なもの失ったって
きっと形じゃないものが
ここに残ってる気がした
また形にしたくなって
終わったって始まって
ずっと僕らのストーリーは
こうして繋がっている。
自分だけが幸せなら
「平和」なんて言えちゃう世界
「サヨナラ。これでハッピーエンドです。」
思い出せない程多くの
登場人物達が居て
エンドロール それだけで泣けてきます。
数えきれない繋がりは意味を持って
まだ物語は続く
ロンリーだって僕らは今ひとりじゃないの
勝手に作った筋書きが
脚本通り進まずとも
思いがけないストーリー
出逢えたような気がした。
それだけで何か救われて
広がって「はじめまして」
それぞれだった世界がこうして繋がってゆく。
「痛いよ。叶えられない思いが
ここにずっと残ってたせいで。」
『違うよ。叶えられるまでここで
ずっとずっと待ってたんだよ。』
「『共に生きてきた思いだから。』」
幸せなら 終われないね
幸せはね 手にしたら
誰かに繋ぎたいよね
何かひとつ終わったって
大切なもの失ったって
きっと形じゃないものが
ここに残ってる気がした
また形にしたくなって
終わったって始まって
ずっと僕らのストーリーは
こうして繋がっている。
こうして繋がっている。