溢れているよ-安藤裕子
词:世武裕子 曲:世武裕子
ぼくの目的地はどこだ
そこかしこで聞こえる
知らない声
ぎゅっと結んでは捨てた
ほどけない心
見透かされてしまったしまった
ねぇ本当は心が折れそうさ
今にも
靄越しの朝はこんなにも美しくて
ぼくは
ぼくは寂しいよ
ふっと思い出したように
右に左に揺れる肌色の宇宙
ずっと思い出せない言葉
探すふりで歩く
嘘のビート刻む
うらはらなぼくらは
愛を知って波に飲まれ消えて
夜に泣いてた
何度目かの朝もまた夢だった
それは美しくて
ぼくは寂しいよ
ねぇぼくらの欲しがったものは
何だったろう
滲む景色さえ美しくて
ぼくらの心はそれでもなお
溢れているよ