「薄紅の欠片」
作詞∶キリト
作曲∶キリト
歌∶Angelo
儚く散る花びらが舞い落ちて 涙が零れ落ちて
記憶でほほ笑む君が霞んで消えていく
まだ冷たく吹き抜ける春風に身体震わせながら
薄紅の欠片降らす 桜の花 その掌に ヒラリヒラリと
瞳閉じるたび移りゆく季節に
君は痛みだけを残して
水面で流れる終わりへの時間を
悲しく見つめていた横顔
両手ですくいとった 月明かりに揺れる夢と
指先流れ墜ちる雫
儚く散る花びらが舞い落ちて 涙が零れ落ちて
記憶でほほ笑む君が霞んで消えていく
まだ冷たく吹き抜ける春風に身体震わせながら
薄紅の欠片降らす 桜の花 その掌に ヒラリヒラリと
唇を噛んで踏み出した季節は
君の面影まで奪っていく
水面に映った自分の姿さえ
わからないままどこへ向かうのだろう
両手ですくいとった 陽の光に揺れる夢と
その頬流れ墜ちる雫
儚く散る花びらが舞い落ちて 涙が零れ落ちて
記憶でほほ笑む君が霞んで消えていく
まだ冷たく吹き抜ける春風に身体震わせながら
薄紅の欠片降らす 桜の花 その掌に ヒラリヒラリと
あの日夢見た眩い景色に
見渡してもその姿だけは見えないまま
凍りついた傷痕 春に溶けていく
「サヨナラ」 もうここにはいられない
儚く散る花びらが舞い落ちて 涙が零れ落ちて
記憶でほほ笑む君が霞んで消えていく
まだ冷たく吹き抜ける春風に身体震わせながら
薄紅の欠片降らす 桜の花 その掌に ヒラリヒラリと
君の肩にヒラリヒラリと
収録:薄紅の欠片
発売日: 2009/03/25
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