「悲しみは雪に眠る」
作詞∶伊勢正三
作/編曲∶長岡成貢
歌∶alan
瞳を閉じた今も 暗闇ではないでしょ
私の温もり 今夜はずっとそばに
どこまで愛せばいい それさえ見えないまま
あなたの夢つなぐ その架け橋になって
ああ 美しくあるために
人は悲しいほど愛に生きて そっと涙流すもの
去り行くその背中に さよならは言わないで
いつまでも待ってる 二度とは帰らぬ人
確かに聞こえるのは 時代の産声(うぶごえ)でしょ
未来を閉ざせば 扉をたたく音
ああ 季節はずれの雪が
悲しみ美しく 全て白く淡く塗り変えるのなら
血潮に染まる薔薇は 時代に咲く初花(はつはな)
今こそ思うまま 深雪(みゆき)に眠ればいい
明日にささげるのは 穢(けが)れのない命を
信じるその日まで また生まれ変わるまで
瞳を閉じた今も 暗闇ではないでしょ
私の温もり 今夜はせめてそばに
訪れを待つわ 一夜(ひとょ)の胸の中で