「旅の終わりに」
作詞∶Ryuichi Kawamura
作曲∶Hiroaki Hayama
歌∶河村隆一
夕暮れのベルは僕を一人残す
誰もいない公園
風に揺れていたブランコに現れる
一人の少女はうつむく
大きな瞳に見詰められるままに
足を止めたんだ僕は
どこか哀しげな大人びた瞳に
吸い込まれる様に
僕にだけ見えるその少女は
心の声で 僕に語り出した
この心は 星の階段登り
月の海でそう揺られ眠るの
あなたが孤独の夜渡ったのなら
もう一度逢える そう姿は違うけれど
めぐる時...
許されたほんのわずかな時
あなたに逢いに...
きっと見つけるから...
この心は朝露に目覚める様に
蝶々になってそう自由に飛べる
あなたの孤独が報われて咲かせる
花にとまって そう あなたを知るの
優しい光に誘(いざな)われる様に
失う様にそう瞳閉じれば
この旅の終わりに出逢ったあなたと
もう一度逢える そう 繋がれたあなたと
その孤独をあなたの未来の為に…