儚きは(虚幻) - 谷村新司
詞:谷村新司
曲:谷村新司
時代の風を
ほほに感じて
見上げる空を
雲は流れる
かなうなら愛する人と
肩を並べたまま
心伝う涙を
風にさらしてまで
君に伝えたい それを
人は夢という
笑って泣いて
生きて暮らして
死ぬだけならば
夢はいらない
かなうなら届かぬまでも
折れた翼広げ
雲の流れの果てを
この目で見るまでは
今は目を閉じていたい
それも夢の為
人が夢を見ると書けば
儚いという字に
誰が決めたのだろう
私は信じない
儚いという文字など
私は信じない
儚いという文字など
私は信じない