「最終電車」 - DADAROMA
词:よしあつ
曲:太嘉志
ああ薄明かり染み付く白い壁
狭い部屋を満たしていく
湿度じみた熱
ああ畝る腰瞳は擦れ違い
揺れるベッドから溢れ出して
こぼれ落ちた心
上の空で綴る世間話と
間を埋める様に絡めるキスも
ベッドルームの扉に
誘われるまでの
中身の無い流れにすぎなくて
ああ月を食べ微笑むの
明日の陽のひかりさえも
覆うように
あああまつさえ心まで
濡れた雌しべを優しく折るように
ひとり揺れる最終電車
まだ引かない汗
湿った髪が首に纏わる
甘い言葉が私を摘む
ああ手を廻すあなたの背
いつか心も温度も感じなくて
あああまつさえ心まで
ひとりあの日の貴方を想うように
夜に揺れる最終電車
過ぎる街並みに
儚く溶けた夢を馳せる
夜に溶けてゆく最終電車
繰り返される愛の言葉だって
今ではもう何にも届かなくて
確かめ合うように
孤独を紛らわせる
二人はもう帰る場所がなくて